最期の迎え方
- smile82time
- 2 日前
- 読了時間: 3分
こんにちは。
立春を過ぎ、少しづつ春が近づいてきているようです。
車で走っていると菜の花が咲いていました。
以前こんな話を聞きました。
「すべての生き物に平等にあるものは、時の流れだ。」
そうですね。
誰も時間を止めたり、戻すことはできません。
どの人生にも、等しく時は流れていきます。
そして、
産まれた者は
いつかこの世を去ります。
言語聴覚士として最期の過ごし方について介入することがあります。
「話を聴く」と「食べること」についてです。
「話す」という行為は、ものすごいエネルギーが要ります。
伝えたいことをイメージして、言葉に変えて、言葉を発する…
残された力でメッセージを送ろうとされる方に、
少しでも意思の伝達ができればと介入します。
話すことが難しくなってきた時は、わずかな息漏れや瞬きなどを見逃さないようにします。
そして、答えやすいように声をかけます。
「食べること」は命そのものに繋がります。
外出がままならなくなってくると、より食事が楽しみとなる方もいます。
しかし、「食べること」は運動なのです。
頭、口、喉、そして消化器官…とたくさんの臓器を使います。
今は、生きるためのエネルギー取得の方法がいろいろあります。
どれもメリットとデメリットがあります。
何を優先するのか本人でも決めにくいところがあります。
言語聴覚士ができることは、客観的な評価と
本人が望む「食べる」について寄り添い、安全な方法の指導や機能を維持するための介入をします。
昔、映画で「死んでもいいから酒が飲みたい!」と、胃ろう(胃に穴をあけて栄養を取る手段)から日本酒を流すというシーンを観ました。
…考えさせられました。
本人の気持ちは優先でしょうが、それは本心なのか、家族はどう思うのか…
何が正しいとか、何にが良いのかはその人しか決められませんし、本人もわからないことがあるので答えはわかりません。
ただ、情報がないことで選択できないというのは違うような気がします。
情報によって、迷いが増え余計に辛くなることもあるかもしれません。
やっぱり、答えは人それぞれなのでしょう…
最期の迎え方。
これを考えるようになったのは、訪問ヘルパー時代からです。
様々な環境や状態を目の当たりにして20代の私には衝撃でした。
自分の環境の変化や出会う方によって、考え方は変わります。
最近また考えるきっかけがあったので書きました。
みなさんの毎日が素敵でありますように✨

子どもから大人まで、ことばの相談・食べるの相談にお応えします。
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また、教育施設や事業所向けの集団・個別訓練や研修・講演も行います。
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