子どもの取り繕い
- smile82time
- 6 日前
- 読了時間: 4分
こんにちは。
今日は少し暖かい気がします。
高蔵寺駅の北側はすぐ上り坂なので、
そちら方面に歩いていくとすぐにコートが要らなくなます。
普段運動をしないので、少し歩くと汗が大変です😨
先回、認知症の方の取り繕いについて書きました。
福祉の現場で「取り繕い」というと認知症の方の話かな?となりますが、
子どもの分野でもある話なのです。
あるよねぇ~
と共感される方もおられるでしょう。
取り繕いとは、
本来の状態をごまかしたり、体裁をよく見せるために表面上を整えることを指します。
ですから、
誰にでもある日常的な話です。
今日お伝えしたいのが、
「子どもの取り繕い」。
色々な場面であると思いますし、年齢によっても違うでしょう。
幼児さんから取り繕いはあります。
特に兄姉がいるお子さんは早い段階で見られます。
発達の過程でそれは学習の要素として必要なので、見守っていきます。
私が療育現場で関わる子どもたちで気になるのは、
小学生さんです。
小学生のなると、周囲と自分について意識するするようになり、失敗しないように努力します。
これは発達段階として大切なことです。
ただ、この「努力」の方向性が本質ではなく、表面上のみになってしまうのが心配なのです。
たとえば、
学習の遅れを馬鹿にされたくないと、こっそり答えをみて書いたりという行為です。
このテーマは長くなるので、
今回は小学生が「取り繕い」をしていると気づいたら…。
に絞って書きます。
取り繕いをしているということは、
本質自体を理解できていない可能性があります。
それは学習内容自体かもしれませんが、
そもそも字が読めていない、話が聞けていないことが根本にあることがあります。
これは、視力検査や、聴力検査ではわからないところでも起きます。
一般的に行う視力検査は、目からの情報がどの大きさまで正確に見えるかというものです。C(ランドル環)の開いている方向をみるものですね。
視力検査表には文字の大きさを見るものあります、ここで読めなかったら気づきやすいのですが…
何が言いたいかといいますと、
文字が読めない子がいるのです。
かな文字を習得していてもです。
また、聴力検査では純音検査といい、「ピー」となったらボタンを押すものが一般的かと思います。
これは指定した周波数がどの大きさで聞こえているのかを調べています。
しかし、私たちの話し言葉には複数の周波数が混ざっています。
その一部が聞こえない方がいます。
そして、広義の視力、聴力の問題が無くても読めない、聞き取れない原因として注意の問題があります。
これらが、根本の問題に上げるものです。
ですから、
おかしいな?と思ったら、精神論ではなくその子の根本的問題は何かを丁寧にみていくことが大切になります。
子どもの「取り繕い」は小さいうちに見逃すと、どんどん取り繕い方が巧妙になります。
それはそれで成長を褒めたいところですが、周囲の手助けを受けられにくくなる可能性があります。
本人ではどうにもならなくなる前に、サポートを受けることはこれからの人生を豊かにするためには大事なことだと考えます。
周囲の大人が、子どもたちの「取り繕い」に気づき、適切な対応がされることを願います。
事業所さんで集団療育をすることがありますが、やはり取り繕いを見かけることがあるので職員さんに対応を伝えています。(…集団の時の方が取り繕いを見つけやすいです。)
子どもは無意識にやっていることもあるので、
もし、
「取り繕い」を見つけた時は、
自尊心を傷つけないよう、
なぜそのようなことになっているのかを見極め、
支援に繋いでいただけたらと思います。

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