こんにちは。
今日は5月5日こどもの日ですね。
各地でイベントが開かれていました。
子どもたちには、元気にすくすく育って欲しいですね。
子どもたちの思いを少しでも聞き取りたいと日々思いますが、
子どもにとって、大人の様に自分の気持ちに気づき、ことばにする事は難しいことです。
私たちが子どもの気持ちや思いを知るには、その子の表出に頼らなければなりません。
ここでいう表出とは、意思や感情を外に表す仕草やことばのことです。
赤ちゃんですとイメージがつきやすいでしょうか?
赤ちゃんはことばをまだ持っていないので、泣いたり笑ったり声をあげたり動いたりすることで養育者に要求を伝えたりします。
このやり取りからことばを少しづつ獲得していきます。
子どもたちの中にはこの表出がうまくできず、限られたサインで教えてくれることや、ことばのやり取りが限局的になってしまう子もいます。
それでもそれぞれの中には思いや気持ちがあります。
そして、年齢を重ねても表出が変わらない様に見えることがありますが、理解は成長していることがあります。
ですから、表出の仕方で能力を制限せず、理解の促しやどんな表出をしているのかをよく気にかけて欲しいと思います。
医療も福祉も教育も進んでいます。
子どもの気持ちや思いを聞くことに何か不安がある時は、
お近くの頼れる方に相談してみてください。